大学入試共通テストが初めて導入されるのが2021年
しっかり分析すれば心配なしじゃ
プレテストや模擬テストなどが実施されていますが、果たしてどんな勉強をすればよいのかわからない受験生は多いと思います
今回の記事では来るべき2021年に実施される大学入学共通テストに向けて最低限覚えるべき単語10選を紹介します
これからの大学入試のトレンドがまるわかりじゃ
available:入手可能、利用できる、手が空いている
availableは数年前からセンター試験に出始めた単語です。
もともとはTOEIC頻出単語だったのじゃ
なんでセンター試験に出題されるようになったんですか?
大学入試の問題が
実社会で使用する英語に合っていない
という批判を受けて、徐々にセンター試験の出題方式が日常会話よりに変わってきました
TOEICは日常会話とビジネス英語中心なのじゃ
そういう流れだったんですね
availableは
The meeting room A is still available.(会議室Aは利用できます)
This shirt is only available at our website.(このシャツはオンラインでのみご購入いただけます)
Mr. Suzuki is not available now.(鈴木先生は、今は手が空いていない)
のような使い方が頻出です。
次も、大学入学共通テストに頻出と思われる英単語です。
application:申し込み
applicationもTOEICでは必須単語ですが、availableと同じ流れを受けている単語です
大学入試のイメージがない単語ですね
これは覚えなければ大学入学共通テストでもお話にならない
applicationについてはこれだけを覚えるよりは以下の派生語や実際の使われ方を理解しておきましょう
application form :申し込み用紙
apply for ~:~に申し込む
apply A to B:AをBに当てはめる
1つだけを覚えればよいわけではないんですね
関連する語をまとめて理解すると効率的じゃ
次は意外な意味の単語ですが、、、
-free:~がない
freeというと中学生の時に「自由」という意味で覚えます
これが最大の罠なのじゃ
「自由」という意味ではないのですか?
freeというのはもともと
「~がない」という意味です
ですから
smoking free:煙草を吸わない
alcohol free:お酒を持ち込んではいけない
tax free:免税の
となりますので混乱しないでください
「自由」とは拘束するものがないということじゃ
そう考えるとわかりやすいですね
次はスペルがfreeと似ているので注意ですが
fee:料金
feeは読み方もややこしくて「フィー」です
そのままのように思えますけど
そのまま過ぎて逆に難しいのじゃな
こちらは「一般的な料金」という意味の料金です
entrance fee:入場料
admission fee:入学金、入会金
などが頻出です
ここまでで何か気が付くことはありませんか
商品を買ったり、何かに申し込みをしたりする表現が多いです
その通り!必然的に関連する単語が狙いめなのじゃ
申し込む際に注意することと言えば次の単語です
大学入学共通テストの出題傾向予想もしちゃいます
prohibit:禁止する
禁止事項を伝える時に必ず使用される
禁止事項って、なんか出題頻度も高そうですね
Eating and drinking are prohibited.(飲食は禁止です)
Flammable items are prohibited.(可燃物は禁止です。)
prohibitがあったらそこが答え
と言っても過言ではありません
We can’t eat or drink.という書き換えも可能じゃ
なるほど!
禁止されているということでいうと、大切な情報を知らせるための単語は次の単語です
announce:知らせる
こちらはアナウンサーでなじみのある英語だと思いますが、「知らせる」という意味です
簡単なようじゃが、油断は禁物じゃ
どんな風に出題されるんですか?
多くは受動態で
The exact date will be announced soon.(正確な日付はすぐにお知らせします)
という表現や会話表現で
I have a bad announcement for you.(悪いお知らせがあるんだ)
のように使われます
使い方を知っていれば安心ですね
大事なのは使い方じゃな
使い方も同時に覚えたい単語が次の単語です
-friendly:~に優しい
friendlyと単品で使うのと、-friendlyと何かのあとにつくのでは全く意味が違います
実は現代生活では頻繁に使われている単語です
user-friendly(使用者に優しい)
eco-friendly(環境に優しい)
pet-friendly(ペットに優しい、ペットを受け入れ可能な)
気が付かないうちに使ているかもじゃな
後ろにつく-friendlyという使い方がポイントですね
少し雰囲気が変わりますが、非常に重要な単語が次の単語です
launch:世に出る
この単語はこんな意味なんですか
一番使われる意味、そして分かりやすい言葉にするとこうじゃ
launchを辞書で引くと、「発射する」「進水させる」という意味で出てきます
しかし実際には
The new smart phone will be launched next month.(新しいスマフォが来月発売される)
The new design for children will be launched.(子供向けの新しいデザインが発表される)
新商品が世に出る、というような使い方がメインですね
受動態で覚えておけばほぼ間違いなしじゃ
次の単語は色んな場面で出てきます
provide:供給する、与える、提供する
覚えにくそうな単語ですが皆さん必ずどこかで耳にしていますよ
インターネットプロバイダーとはなんじゃ?
インターネットを提供する会社ですね
例えば何かのイベントに参加するときに
「食事は出るのかな?」と疑問に感じたことはありませんか
実際に商品やサービスの案内では
Dinner will be provided for all participants.(参加者全員に夕食が提供されます)
Please provide us with your new phone number.(新しい電話番号をお知らせください)
など様々な場面で使われますよ。
次がいよいよ最後じゃ
やっぱりお金に関することが多いみたいですね
お金と言えばやはりこちらの単語
discount:割引
discountは日本語の「ディスカウント」と同じです
もはや日本と言っても過言ではない
馴染みのある単語ですね
We offer you 20 % discount.(20%の割引をいたします)
Apply for the event now, and you will get $2 discount.(今申し込めば2ドルの割引をします)
最後の例文はapplyと組み合わせたパターンじゃな
やはり日常生活で使われるのですね
大学入試はTOEICに似てきている!?
いかがでしたか。
ここまでお読みくださった読者のみなさん
すでにあることにお気づきでしょうか
TOEICによく出る単語が共通テストにもよく出るのね!
その通り!大学入試がすでにTOEICを意識しているのじゃ
これはそもそも
なんで日本人は英語が喋れないんだ
難しい大学入試の勉強ばかりしているからじゃないかしら
と考えたお偉いさんたちが、センター試験の一部をTOEICに寄せてきたのがはじまりです
と、じぃ~じは勝手に考えておる
あながち間違ってなさそうですね
かと言って大学受験を控えている皆さんが、TOEIC対策をする必要はまったくありません。
ただ、大学受験の勉強を一生懸命やればそれだけ
あとあとTOEICを受ける時にも楽になるのですね!
そういうことじゃ!
ちなみに、大学受験用の単語の教材に迷ったら旺文社の「ターゲット1900」を熱くおススメします。
長年分析されたデータベースから出題頻度順に効率よく英単語を学習できます。
また、大学入学共通テスト向けの教材はこちらを強くオススメします。
スタディサプリのカリスマ講師関先生執筆の参考書です。
得点を取るために必要なことが詰まっています
まとめ
最後に今回のまとめです。英単語を見て意味が分かるかどうか確認してみてください
- available
- application
- free
- fee
- prohibit
- announce
- -friendly
- launch
- provide
- discount
受験生の皆さんは単語もしっかり優先順位をつけておぼえていきましょう。