みなさんこんにちは、じぃ~じです。
今回は受験生にとって定番の単語帳
ターゲット
システム英単語
速読英単語
の3つを比較してみました。
その中で私が個人的におススメするのは
ターゲットシリーズの
ターゲット1900
ターゲット1400
です。
あくまで個人的な見解ですが、このターゲットシリーズのどちらからを推奨します。
今回の記事では
3つの単語帳の特徴を比較しながら、なぜターゲットが受験生に向いているのか
という話をしていきます。
次のような人は是非読んでみてください。
どの単語帳にするか迷っている。
高校1年生
また今現在ターゲットを使っているけど、ちょっと不安。
高校2年生
今回は
単語帳別に4つのポイント
をお伝えします。
1.3つの単語帳の特徴
3つの英単語帳とは
英単語ターゲット
システム英単語
速読英単語
です。それぞれの特徴とどんな人に向いているのかという話をしていきます。
ざっとまとめたものがこちらの表です。
2.なぜターゲットは受験生向きか
3つの単語帳を比べた上で、ターゲットが受験生に向いている理由をまとめます。
3.ターゲット1900と1400ではどちらを使うのがよいか
この記事を読んでいる皆さんも、ターゲットは使いたいんだけど、1900と1400のどちらにするかというのを迷っている人も多いと思います。
皆さんがどちらを使うかの判断をするヒントになればいいと思います。
またあくまで個人的な見解です。
最終的には皆さんが実物を見たり、他の人の話を聞いたりして決めてもらえると嬉しいです。
それでは進めていきましょう!
英単語ターゲット
それではまず英単語ターゲットの特徴を説明します。
では1つ1つ説明していきます・
入試の出る順になっている
まずは入試の出る順になっているということです
これは最初の100語を見ても、
全てが入試頻出
です。
また英単語の中で最も重要だと考えられる
動詞
を先頭に持ってきているのもいいと思います。
このように入試の出る順になっているというのは時間のない受験生にとって
効率的に学習が進められる
手助けになると思います。
最新の改定が2020年1月
2番目の特徴は最新の改定が2020年1月ということです。
どの教材でもそうだと思いますが、とにかく
最新版の教材で学習する
のが最善です。
実は3つのなかでいちばん新しいのがこの
ターゲット1900の6訂版
です。
特に言語は変化します。
10年前には存在しない言葉があったり、使い方が変わったりします。
日本語でもそうじゃないですか。
炎上する
バズる
などのネット用語は10年前には存在しなかった言葉です。
ですから
単語帳も新しいものに越したことはない
ということです
全ての単語に例文つき
3番目の特徴です。
すべての単語に例文がついている
ということです。
実は前回の5訂版までは全ての単語には例文はついていませんでした。
最新版の6訂版には全てつきました。
旺文社さん、頑張りました!
なぜ、例文つきが良いかのか。
それは英語学習というのは
例文で覚えるのが基本
なんです。
例えば
access
という単語は
「利用」
「入手」
という意味なのですが、
それだけではどうやって使えばいいかわかりません。
People can easily have access to the Internet these days.
最近では人々は簡単にインターネットを利用することが出来る。
のように例文があれば
あ、こういう風に使うんだな
というのが理解できます。
このように、例文がついていることでその単語の理解が増すわけです。
単語の音声と例文の音声が無料
4番目の特徴は単語の音声と例文の音声が
無料ダウンロード出来る
ということです。
それも
英語→日本語
日本語→英語
というパターンと
英語→日本語→例文
というパターンの全部で3種類。
これは今回紹介する
3種類の単語帳でも唯一の付録
です。
なかなかダウンロードしたりストリーミングしたりするのも手間ですが
音声で学習するのは英語学習の基本
です。
単語習得の目標は
英語を聞いて反射的に日本語がわかる
ことです。
音声で学習するのは英語学習の基本であることは覚えておいてください
1語1義主義
5番目の特徴は
デメリット
ですが、ターゲットは
1語1義主義
です。
1つの単語に対して1つの意味を充てる
ということです。
実際にはさすがに1つの単語に1つの意味だけが書いてあるというわけではありません。
さすがにそれでは単語帳としては不十分です。
たた例えばmeanにある形容詞の意味「意地悪な」という意味は入っていません。
また
likely
という単語は99%
be likely to
「~しそうな」
というカタチで使うのでlikely単品で単語を覚えることにはあまり意味がありません。
もちろん、例文にはbe likely toという使い方で掲載されています。
このようなこともありますので、例文での学習を推奨します
ターゲットは受験生向き
以上のことを考えるとターゲットは
受験生向き
です。
時間が限られた受験生にとっては
効率的であり効果的
だからです。
さらに
弱点が少なく
バランスがいちばん取れた単語帳です。
システム英単語
2番目に紹介する単語帳はシステム英単語です
こちらの単語帳の特徴は
ということになります
最大の特徴は頻出のカタチで覚えられること
では1つずつ説明していきましょう。
時代の変化に対応している
システム英単語の特徴はの1つ目は
時代の変化に対応している
ということです。
10年前は出題されないような英単語も最近になって出題されてきているということは多々あります。
例えば
dementia
という単語があります。
認知症という意味です。
antibiotic
という単語があります。
抗生剤
という意味なんですけど
このような医療用語は近年
出題頻度が10倍ほど上がっています。
また現代でよく使われるような
I’ll text you later.
あとでメールするね
などは
早稲田大学の入試
でも出題されています。
そのように、
数年前は登場しなかった単語
や
実用英語として役立つ受験単語
をウリにしています
英語の教材として時代の変化に対応しているのは魅力的だと思います。
頻出のカタチで覚えられる
システム英単語の特徴の2つ目は
頻出のカタチで覚えられるということです。
例えば
grant
という単語は
「認める」
という意味ですが
90%は
take ~ for granted
「~を当然のものと考える」
というカタチで出ます。
grant「認める」という単体で覚えることにはほとんど意味がありません。
また、そのような頻出のカタチはデータによる統計なので説得力があります。
システム英単語のデメリット
逆にデメリットは2つあります。
1つ目のデメリットは
音声の無料ダウンロードは単語
だけであるということです
CDは別売りで有料
フレーズのダウンロードは有料
となります。
2つ目のデメリットは
例文が必ずしも文ではない
ということです
正直、個人的にはフレーズを載せるならば文全体を掲載してもらったほうが使いやすいなという印象はあります。
以上がシステム英単語のデメリットです。
ただ、音声に関しては
他社もかなり無料ダウンロード
にしてきていますので、今後は変わるかもしれません。
システム英単語は受験生向き
以上のことからシステム英単語は受験生向きといえると思います。
ここで説明したメリットとデメリットを皆さんがどうとらえて判断するかということになると思います。
速読英単語
紹介する単語帳の3つ目は速読英単語です。
こちらはの単語帳の特徴は
とうことになります。
ご覧いただいてお分かりになったかと思うのですが、
文章ベース
であるということが最大の特徴です。
それでは1つ1つ説明していきたいと思います。
文章ありきである
速読英単語の最大の特徴は
文章を読んでそこに登場する単語がリストアップされ覚えられる仕組み
になっているということです。
ちなみに、文章ベースで単語を学ぶとどんなメリットがあると思いますか。
メリットとしては単語単体だけでなく流れの中で、
使い方や関連用語もしっかり頭に入れられる
ということです。
ターゲットのように
1語1義形式
で覚えてしまうと使い方まで理解しようという気持ちにはどうしてもなりません。
文章で出てくることで、
まずは使い方から覚える
という発想になり、
より英語を実践的に学ぶスタイル
になります。
さらに、とあるテーマの文章の中に出てくる単語を覚えますので、
エピソード記憶に残りやすい
ということが言えます。
エピソード記憶と言うのは、例えば
「魚」「おつり」「忘れる」
という単語をそれぞれ覚えるよりは
「魚を買ったらおつりを忘れた」
のように
物語形式で覚える方が記憶に残りやすい
という心理学の理論です。
今回紹介する3つの単語帳では唯一の形式なので、是非覚えておいてください。
使い方が身につく
2番目の特徴ですが、これは文章ベースであることと紐づきますのでさらっと説明します。
とにかく
使い方が身に付きます。
文章に載っているカタチを覚えれば自然な英語が身に付きます。
これはもしかしたら皆さんの周りの英語の先生も同じことを言うかも知れません。
やはり
使い方をそのまま覚えていくというのは英語学習において理想的
なんですね。
したがって、速読英単語はそこにこだわっているという気が個人的にはします。
音読用の教材として最適
3番目に、
音読用の教材として最適
であるということです。
英語学習ではもうとにかく
音読、音読
と言われます。
なぜ音読がそんなに大事かというのはまた別の記事でお話ししたいと思います。
1つのまとまった文章はやっぱり音読しやすいです。
考えてみてください。
昨日は映画を見た
明日はピクニックに行く
などなんの関連もない単文を読んでいくのと
例えば
桃太郎
のような物語を読むのはどちらが楽しいかということです。
音読が自然にできる、取り組みやすい仕組みを作っているのが速読英単語の魅力
です。
速読英単語のデメリット
では速読英単語のデメリットは何かというと
1つは
無料音声が物足りないということ
です。
こちらは文章の音声が聞ければ最高だったのですが、残念ながら
無料ダウンロード出来るのは単語だけ
のようです。
また、個人的にはテンポが遅いかなと感じます。
そして単語の
登場順が微妙
であるということです。
もちろん大事な単語が覚えられるようにはなっていますが、ターゲットのようにわかりやすく出る順になっていたほうが効率的かなと思います
ここは速読英単語のスタイルが文章ベースである限りしかたないとは思います
やはりここでも大事なのは
自分の学習スタイルに合うかどうかを実際に見て判断する
ということです。
速読英単語は一般英語学習者向け
そして以上のことから、
速読英単語は一般英語学習者向け
ではないかと思います。
英語力が身につくスタイルは素晴らしいと思いますが
受験生としては単語だけに特化した方が安心
かもしれません。
何度も言いますが、
自分の学習スタイルに合う教材かどうかをご自身で判断
してください。
ターゲットが受験生におすすめの理由まとめ
さて、もう一度復習です。
この記事では
ターゲットが受験生にオススメだ
という話を
3つの単語帳を比べて
お伝えしました。
再度ポイントをまとめると
ここまでは先ほどターゲットの特徴の中で触れました。
さらに
左ページに英単語と日本語
右ページに例文と日本語訳
というわかりやすいスタイルになっていることです
折り目をつければさらに
自分で問題形式でトレーニングする
ことが出来ます。
例文が入試やTOEICに対応する的確なものである
のも良いです。
こちらもまた別の記事で説明したいと思いますが、2020年の1月に改訂されているということもあり、今どきの例文がずらりと並んでいます。
ターゲット自体はとてもシンプルな単語帳ですが、やはりsimple is the best。
使いやすいのがいいかなと思います。
1900か1400か
では最後の項目です。
ターゲット1900と1400ではどちらを選べばよいのか
という話です。
どちらにしようか悩んでいる受験生は多いかと思います。
1900の
後半の単語はとても難しい
です。
例えば1900番目の単語は
zealous
という単語です。これは
「熱心な」
という意味です
実は1400の後半の単語はそんなに簡単ではありません。
例えば1400番目の単語は
immense
という単語です。意味は?
「膨大な」
という意味です。
以上のことを鑑みると
GMARCH以上なら1900
共通テストまでなら1400
がよいのかと思います。
もちろん、
学校選抜
や
総合型選抜
で学力試験がある学校も1400で対応できます。
そしてあくまでも例文ベースで練習していくことをおすすめします。
もちろん個々の英語のレベルによっても変わりますので、是非担当の先生に相談してみてください。
まとめ
ということで本日は
3つの英単語帳を比較
して
おススメの単語帳
をお伝えしました。
その上で受験生におススメする単語帳は
ターゲット1900
や
ターゲット1400
のターゲットシリーズだよ~という話をさせていただきました。
参考になりましたでしょうか。
是非、皆さんの英語学習の手助けになればと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
アメブロでは英単語クイズやとっさの一言に加え、猫や料理の記事、日常で感じたことを赤裸々につぶやいています。人生に疲れた時に、じぃ~じの背中に癒されに来てください。