みなさんこんにちは、じぃ~じです。今回は英検準2級のライティングで合格点をとるためのこつと使える表現を紹介します。
皆さんが英検準2級に挑戦する理由は様々だと思います。
英検準2級は高校入試の加点要件や大学入試の出願資格になっているからという人もいれば、自己啓発として英語の試験に挑戦したい人もいるでしょう。
注意しなければいけないのは英検準2級のような英語の資格試験では、単純な英語力だけでは高い得点に結びつかないことがあるということです。
特に、ライティングではちょっとしたコツと使える表現を知り、実践することで時間短縮や得点アップにつながり結果的に総合得点で合格点を上回ることが出来ます。
今回は英検準2級のライティング、意見論述問題で合格点をとるためのコツと使える表現5選を紹介します。
今回は英検のHPに掲載されている2021年度第1回のお題を例にとって英検準2級のライティング、意見論述問題の書き方のコツと使える表現をお伝えしたいと思います。
型は一択
英検準2級のライティング、意見論述問題で合格点をとるためのコツは
型を1つに絞る
と言うことです。
どんな型で書いていこうかと悩まずに書けることが時間の短縮につながります。
ライティングで時間を短縮できれば、リーディングにじっくり時間を使うことができ、結果的に合格点につながります。
最初の結論は端的に
英検準2級のライティング、意見論述問題では最初の文は質問に対する結論だけを書きます。
それでは例題を見てみましょう。
この場合は
Do you think…
で聞かれている文ですので、答え方は
で十分です。
英検準2級のライティング、意見論述問題では字数制限が50~60語ですので、1つの文を長く、複雑にする必要はありません。
また質問のカタチはDo you thinkだけではありません。
次の質問のカタチも対応できるようにしておきましょう。
1つの理由の2つの文が目安
英検準2級のライティング、意見論述問題ではお題に対して理由を2つ書くことが条件です。
この理由が理由になっていなかったり、個人的な感想を書いてしまうと減点の対象になりますので、注意してください。
詳しくは英検HPのこちらのページをご覧ください。
さて通常のライティングでは
I have two reasons.
(理由は2つあります)
と書いてもいいですが、英検準2級のライティングでは
省略して理由や具体例を膨らませた方が得点につながります。
したがって、2文目からは
First,から始まる1文 + 1文
Second,から始まる1文+ 1文
と決めておきましょう。
今回の例題のここまでの解答例(じぃ~じオリジナル)です。
まとめの段落は1文でOK
英検準2級のライティング、意見論述問題では字数制限が50~60字と決まっています。
上記の解答例で40~50字なので、結論となる文は簡潔に1文を書きます。
こちらも次のような型を決めておくと時間短縮となります。
こちらを使って解答例を完成させるとと次のようになります。
合格点をとるコツ
それでは英検準2級のライティングで合格点をとるために必要なこつをいくつか紹介します。
論理的に書く
英検準2級のライティング、意見論述問題で気をつけなければいけないのは
「論理的に書く」
ということです。
質問に対する自分の意見(結論)
その結論を導き出した理由と、理由の補足(具体例)を簡潔に書くことが求められます。
逆に言うと
「感想だけを書く」
「経験だけを書く」
「関係ないことを書く」
「質問に答えない」
などはすべて減点の対象となります。
文頭にand, so, butは使わない
こちらはライティングを少しでも練習したり添削してもらったりしたことがある人はご存じかも知れません。
英検準2級のライティングでも文頭に
and, so, but
は使わないほうが良いでしょう。
これらの接続詞は文頭で使うのはライティングではご法度とされています。
話し言葉とみなされてしまうからです。
英検準2級のライティングでは次のように言い換えて書くと良いでしょう。
自分の書ける文を書く
英検準2級のライティング、意見論述問題で合格点をとるためには、英文自体を難しく、堅苦しくする必要はありません。
自分のレベルに合わせた英語で文法ミスや単語のスペルミスがないように書いたほうが得点につながらいます。
もちろん、便利な表現を知っておいた方が試験の時間短縮やミスが減ります。
次に英検準2級のライティングで使える便利な表現を紹介します。
使える表現5選
それでは英検準2級のライティング、意見論述問題で使える表現をいくつか紹介します。
客観的な表現
客観的な表現を使うとよりレベルの高い英文とみなされます。
客観的な英文の代表例として
①It … to~構文
②受動態
の2つを覚えておきましょう。
「人」を表すときはYouの一択
例題のように英検準2級のライティング、意見論述問題では
「人々は…」
という質問が多用されます。
そんな時自分の解答では主語を
We
にするか
They
にするか
You
にするか
迷うと思います。
結論的には
Youの一択
です。
「人々は」と表現したい時に
We
を使う時は
「私たちは…だ。一方、彼らは…だ」
と二項対立の場合が適切と考えられています。
英検準2級のライティング、意見論述問題では二項対立をほど複雑な問題は出題されません。
「人々」と書くときは迷わず
You
を使いましょう。
「お金がかかる」
例題のように「お金がかかる」という表現は英検準2級のライティング、意見論述でもよく使うと思います。
よく使う表現は迷わずに書けるように覚えておきましょう。
「お金がかかる」は
expensive
や
cost
を使います。
「車はお金がかかる」は
Cars are expensive.
To have a car costs a lot.
と表現できます。
「生活を便利にする」
「生活を便利にする」という表現は英検準2級のライティング、意見論述問題でも活用できる便利な表現です。
英語で言うと
make one’s lives easier
となります。
Cars can make people’s lives easier.
車は人々の生活を便利にします
接続詞は決めておく
便利な表現ではありませんが、各段落の書き出しでどの接続詞を使うかは必ず決めておきましょう。
「決めておく」というのは英検準2級のライティング、意見論述問題では時間短縮に直結します。
その分リーディングや語彙問題に余裕を持って取り組むことが出来るからです。
第1段落→First, First of all,
第2段落→In addition, Besides, Also,
最終段落→For these reasons, Therefore, In conclusion
まとめ
いかがでしたか。
英検準2級のライティング、意見論述問題で合格点をとるコツと使える表現がお分かりいただけたでしょうか。
今回は英検準2級のライティング、意見論述問題で合格点をとるコツと使える表現というテクニックを中心にお伝えしました。
2024年度からリニューアルされ、英検準2級のライティング問題に追加されたEメール問題の書き方のコツも解説しています。
是非、参考にしてみて下さい。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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