【初心者向け】関係代名詞の空欄補充問題をスライド&例題つきで徹底解説![関係代名詞解説シリーズ③]

英文法

みなさんこんにちは、じぃ~じです。

今回は[関係代名詞解説シリーズ]の第3として

空欄補充問題

スライド&例題つきで徹底解説します。

今までよりもスライドを多く取り入れ、スマホで見てもわかりやすいようにしました。

関係代名詞の区別が出来るようになると、関係副詞や名詞節の問題にも対応できるようになります。

是非、この記事で関係代名詞に対する理解をさらに深めてください。

関係代名詞の働きとは(解釈編)

こちらの記事を参考にして下さい。

関係代名詞を使って2つの文を1つにつなぐやり方

こちらの記事を参考にしてください。

関係代名詞の空欄補充は4つのステップで解く

関係代名詞の空欄補充問題とは、もっともよくある次のような問題です。

John has a sister ( ) goes to school.

空欄にどの関係代名詞を入れるかという問題です。

その解き方は次の4つのステップです。

STEP1 : 空欄から2個目の動詞の手前までを[ ]でくくる

STEP2 : その中で欠けている文の要素を見分ける

STEP3 : 先行詞は人かものか

STEP4 : 関係代名詞一覧表から選ぶ

例題1を解いてみる

では実際にこの例題1

John has a sister ( ) goes to college.

をどのように解いていくか一緒にやっていきましょう。

STEP1 : 空欄から2個目の動詞の前まで[ ]でくくる

空欄に関係代名詞が入るのでその後ろから2番目の動詞の手前まで( )でくくります。

John has a sister ( ) goes to school.

今回の例文では文の最後まで2個目の動詞が出て来ませんので、collegeまでをひとくくりとします。

STEP2 : その中で欠けている文の要素を見分ける

STEP1でくくった文の中で欠けている要素は何かを見つけます。

関係代名詞節で欠けている文の要素というのは主語、目的語、目的格のどれかです。

この場合goes to collegeの主語が欠けています。

したがって、主格の関係代名詞であることがわかります。

STEP3 : 先行詞は人かものか

次のステップでは先行詞に注目し、先行詞が人かものかを判断します。」

先行詞は関係代名詞の直前の名詞なのでこの場合は

a sister

です。

したがって、

先行詞は人

であることがわかります。

STEP4 : 関係代名詞一覧表から選ぶ

先行詞と関係代名詞節に欠けている文の要素がわかったら次は、関係代名詞一覧表から条件に当てはまる関係代名詞を見つけるだけです。

関係代名詞一覧表は出来るだけすぐに覚えるようにしましょう。

今回は

先行詞がa sisterで人

欠けている要素は主語

となり空欄に当てはまる関係代名詞は

who

ということがわかります。

例題1の答えと和訳

以上のように例題1はwhoが入り、文全体と和訳は次のようになります。

例題2を解いてみる

では次の例題ににチャレンジしてみましょう。

The train ( ) I took this morning was very crowded.

STEP1 : 空欄から2個目の動詞の手前までを[ ]でくくる

今回はtookが最初に登場し、その次にwasが登場します。

したがって、wasの手前で[ ]をくくります。

STEP2 : その中で欠けている要素を見分ける

I took this morning

この中で欠けている要素が何かわかりますか。

そう、実は

took

の後ろにあるべき目的語

つまり

「~を」に当たる言葉がありません。

つまりこの文では

目的語が欠けている

ことになります。

目的語が欠けているのので目的格の関係代名詞が入るということがわかります。

STEP3 : 先行詞は人かものか

先行詞は関係代名詞の直前の名詞です。

この場合は

The train

です。

先行詞はもの

であることがわかります。

STEP4 : 関係代名詞一覧表から選ぶ

関係代名詞一覧表は頭に入っていますか。

今回は

先行詞がもの

目的語が欠けている

ので

which

が入ることがわかります。

例題2の答えと和訳

例題2は空欄にはwhichが入り、和訳は次のようになります。

例題3を解いてみる

それでは例題3を解いてみたいと思います。

例題3は今までよりも難しい応用問題です。

The man ( ) I believed was her father was actually her brother.

STEP1 : 空欄から2個目の動詞の手前までを[ ]でくくる

手順は今まで通りですが、今回の問題は特別な対応が必要です。

それは

I believeをカウントしない

ということです。

したがって2個目の動詞は

2個目のwas

となります。

このようにI believeやI thinkなどの「思う」系の主語・動詞が関係代名詞節にある場合は、そのSVはカウントしませんので注意してください。

STEP2 : その中で欠けている文の要素を見つける

I believe was her brother

の文で欠けている要素が何かわかりますか。

それは

was her brother

の主語です。

この文は実は主語が欠けています。

したがって、主格の関係代名詞が入るということがわかります。

STEP3 : 先行詞が人かものか

先行詞は

The man

となります。

したがって

先行詞は人

ということになります。

STEP4 : 関係代名詞一覧表から選ぶ

そろそろ関係代名詞一覧表も頭にはいってきた頃かと思います。

先行詞が人

主格の関係代名詞なので

who

が入るということがわかります。

例題3の答えと和訳

例題3の答えと和訳は以下の通りになります。

まとめ

いかがでしたか。

関係代名詞を見分ける問題、いわゆる

関係代名詞の空欄補充問題

の理解を深めていただけましたでしょうか。

もう1度4つのステップを確認しましょう。

STEP1 : 空欄から2個目の動詞の手前までを[ ]でくくる

STEP2 : その中で欠けている文の要素を見分ける

STEP3 : 先行詞は人かものか

STEP4 : 関係代名詞一覧表から選ぶ

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