みなさんこんにちは、じぃ~じです。本日は英検準1級の2次試験に関する記事です。
今回は
英検準1級
の
2次試験
で
絶対に合格点をとるマインドとテクニック
についてスライドで解説します。
英検準1級の2次試験はとても難しいテストと感じるかも知れません。
しかし、コツさえつかみ正しくトレーニングすれば1次試験を突破した人なら必ず合格できます。
今回の記事では
英検準1級の2次試験で合格点をとる方法
をお伝えします。
合格点には満点や完璧な英語はいらない
というスタンスで簡単な英語を駆使して合格点をとるためのマインドとテクニックです。
テッパンの教材と当日までの過ごし方も説明します。
是非参考にしてみて下さい。
マインドセット
英検準1級2次試験を攻略するためには以下の4つのマインドセットを持つことが大事です。
自分のペースで話す
英検の2次試験では速く流暢に話すことは求められていません。
しっかり考えながら、自分のペースで話すことを心がけましょう。
自分の英語で話す
英検準1級の2次試験ではかっこよく話す必要はありません。
はっきりって中学生で習うような英語で十分です。
難しい語彙を使ったり、慣れていない文法を使うのではなく、自分が等身大で使える英語で話すことを心がけましょう。
易し語彙を使う
英検準1級の2次試験では難しい語彙、単語を使うのではなく、簡単な単語を出来るだけ使うようにしましょう。
後ほど具体例を用いて説明しますが、難しい単語がわからなくても、それを言い換える力があれば大丈夫です。
1つ注意点としては、何回も同じ単語を使うことは出来るだけ避けたほうが良いです。
これは英語のスピーキングテストではよく言われることです。
英検準1級の2次試験ではそこまで厳しく判定されないので、心配しすぎることはありませんが、頭の片隅に入れておいてください。
易しい文法を使う
ライティングでは難しい文法やフォーマルな表現が好まれます。
またスピーキングテストでも、同じ単語を避けたり、同じ言い回しを避けた方がよい場合もあります。
英検1級の2次試験などはその例です。
ただ、英検準1級の2次試験ではあくまで自分が使える範囲の文法を駆使して話すように心がけましょう。
そこまで英語の使い方についてはそこまで厳しく判定されません。
易しい文法でも、止まることなく自分の意見を伝えることが大事です。
ナレーションを攻略するワザ
英検準1級の2次試験では4つの絵を示されそれをナレーションするという課題があります。
わかりやすくこの記事ではそれを
4コマ漫画
としています。
その4コマ漫画(ナレーション)を攻略するためのテクニックは次の通りです。
過去形を使う
最初のナレーションは問題文に指示されています。
その指示文では過去形になっていますので、後に続く文も基本的には過去形にしましょう。
逆に、「過去形にする」と決めた方が考えなくてよいので楽です。
英文はそのまま使う
それぞれの絵には看板やセリフなど、英文が書かれている場合がほとんどです。
それらは必ず
そのまま使う
ようにしましょう。
その英文を言い換えようとすると、それだけで時間と労力のロスにつながり、英語が出てこなくなります。
絵の中の英文はそのまま使う
これは必須テクニックです。
是非、覚えておいてください。
直接話法を使う
とは
” “(クォーテーションマーク)
が入るような文です。
例えば
He said to me, “I’m sick.”
彼は私に「具合が悪い」と言った。
のような文です。
それとは逆に間接話法とはそれをとって客観的な視点の英文です。
He told me that he was sick.
彼は私に彼が病気だと言った。
先ほどの項目で
英文はそのまま使う
と説明しました。
そのテクニックはこの
直接話法を使う
ことで生きてきます。
直接話法を使えば、英文をそのまま使うことが出来るからです。
後ほどの例題でじっくり解説します。
感情表現を使う
これも英検準1級の2次試験の4コマ漫画(ナレーション)を攻略する上で是非知っておいて欲しいテクニックです。
英検準1級の2次試験の4コマ漫画(ナレーション)では必ず人が登場します。
そしてその人の表情から感情を読み取り、それを英語で表現することでナレーションがつながり、得点につながります。
さらにそれを中学生が使うような英語で簡単に表現するのです。
例えば
・笑顔
→She was happy
・困っている
→She was not happy
・びっくりしている
→She was surprised
・申し訳なく思っている
→She was sorry
・残念がっている
→She was disappointed
さらにそれを
「~して」「~に」
とつなげるためには
She was happy to see that.
She was sorry about it.
などつなげるだけです。
抽象化する
具体的なことを英語にするとどうしても難しくなってしまうことがあります。
例えば
He is coughing.
彼は咳をしている
を
He is sick.
彼は具合が悪い
にしたり
She bought a new cardigan
彼女は新しいカーディガンを買った
を
She bought a new clothes.
彼女は新しい服を買った
にして使える単語の中で表現できるようになります、
1コマ30秒目安
ナレーションは全部で2分なので、1コマ30秒の計算になります。
30秒というのは絶妙な時間です。
1コマずつ練習して時間を計るのもいいと思います。
4コマ目を多めに話す
英検準1級の2次試験、ナレーションのパートでは2分経つと途中で止められます。
2分より早すぎたり、途中で止まってしまって時間切れになると減点です。
しかし、4コマ分のナレーションを終えて、2分が経過しても問題ありません。
私は4コマ目をナレーションし終えた時点で少し時間が余りました。
そのため、4コマ目の登場人物の気持ちを描写して時間を稼いでいる間にタイムアップしました。
結果、無事に合格しました。
4コマ目で時間調整する
という気持ちでいると楽かも知れません。
例題にチャレンジ
それではまずは自力で例題にチャレンジしてみて下さい。
(4コマ漫画出典:英検HPより)
準備時間は1分間です。
1分経ったらナレーションを始めてください。
いかがでしたか。
思ったよりも難しかったと思います。
それでは解説に移ります。
4コマ漫画解説編
それでは解説します。
解説はじぃ~じオリジナルです。
1コマ目
まずはすべて過去形であることを確認して下さい。
タバコが服に当たっているシーンは
His cigarette burned her clothes
もよいです。
女性の表情を
She was unhappy
で表現しています。
2コマ目
The next day
など時系列が入っているものはそのまま使います。
難しいのは
campaign
が本番で出せるかどうかです。
She started activities
もギリギリ可能です。
ここでのポイントは
One of them had a sign.
It said, “No smoking…”
と看板に書かれていることを直接話法で表していることです。
看板も英検準1級の2次試験のナレーション問題では頻出ですので、是非活用してください。
3コマ目
ここでのポイントは喫煙所を作っているということです。
これはbuildという中学単語を使って表現しました。
もちろんmakeやsetも可能です。
fine(罰金)
の使い方が難しですが、
have to pay 1,000 yen fine
という表現が簡単で良いと思います。
最後に女性の表情から感情を表現することも忘れないでください。
4コマ目
4コマ目は咳をしている人と女性の表情がポイントです。
Some people were coughing
が模範解答ですが、ここを
people got sick
としてもギリギリ可能です。
最後に加えた
she thought…
は時間を稼ぐための文です。
質疑応答を攻略するワザ
それでは4コっ漫画のナレーションの後の質疑応答でのワザを説明します。
1問目は定型文を使う
1問目は4コマ漫画のうちどれか1つの自分物の気持ちを聞かれます。
その時の質問も決まっていて
If you were…, what you would be thinking?
です。
そう聞かれるとわかっているので、最初から
If I were…, I would be thinking
という出だしで始めましょう。
さらにここでも具体的なことが難しくて言えそうにない場合は、抽象化して簡単な英語にしてしまします。
自分の得意な分野に持ち込む
自分が興味があったり、少し知識がある分野は何でしょうか。
質疑応答ではどんな質問がされるかわかりません。
しかし、どんな質問が来ても自分の得意分野に持ち込めれば英語が口から出てくるはずです。
次のスライドを見て下さい。
犯罪の話を無理矢理
子どもの安全
に持っていきました。
英検1級では結構ひやひやするレベルですが、英検準1級の2次試験では十分な内容です。
一般的に話題にしやすいと考えられる
Internet
SNS
smartphone
学校や教育
に持っていくのが良いと思います。
ネットやSNSはテッパン
さらにもう1問見てみましょう。
英検1級保持者でも2次試験で
インターネット関連が出たら迷わず飛びつく
というのが本音です。
なぜなら一番身近で、話しやすいからです。
幸か不幸か、最近では何でもインターネットやSNSにつなげられる時代です。
自分の苦手分野で勝負せず、得意な分野に無理矢理つなげて話をすることを心がけて下さい。
テッパン教材
英検準1級の2次試験に向けては、必ず教材を購入し練習しましょう。
多くの人が過去問を1次試験の勉強のために過去問を使用したと思います。
旺文社の過去6回全問題集であれば2次試験用の問題が全部で12回分収録されています。
まずはその過去問を全部時切りましょう。
12回練習すればかなりの力がつきますが、それでも不安な場合でさらに追加で練習したい場合もあると思います。
さらにやり込みたい場合も
旺文社
の教材がテッパンです。
旺文社は英検協会との繋がりが強く、会社も英検と敷地を共有しています。
データベースや作問のクオリティがとても良いので、こちらを購入しておけば外すことはないでしょう。
当日までにすること
1次試験の結果から2次試験までは約2週間です。
ただし試験の翌日から自己採点が出来るはずです。
その自己採点である程度の合否の見込みが立つと思います。
自己採点の結果、1次試験合格の見込みが大きかったら、その日から2次試験に合格することだけを考え行動しましょう。
ひとことで言うと自分自身を英語漬けにします。
教材を使い切る
まず、手持ちの教材はすべて消化しましょう。
やりきることなく本番を迎えることがないように、計画を立てて、実行しましょう。
ひたすら音読をする
スピーキングテストのための下地作りとして、毎日音読をしましょう。
教材は自分が日々の学習で使っているものでもいいですし、英検準1級の2次試験用のものでも構いません。
音読を毎日やることで、脳で英語を考えと口から英語を出すトレーニングになります。
そうすることでいざという時に英語がすっと口から出るようになります。
スポーツ選手が基礎練習をするようなものだと考えてください。
誰かに練習してもらう
もし可能なら、誰かに練習相手になってもらうと良いです。
1人でも練習できますが、本番に近い対面の状態や相手に話すという状況は1人で練習している時と大きく違います。
本番に近い状態で練習することで、本番でも最大限に力を発揮できるでしょう。
何でも英語で言ってみる
最後に、名に入るものや状況、ニュースなどを何でも英語で言ってみると良いです。
英検準1級の2次試験は日常的な社会問題が出題されます。
日々、目にするものを英語で言ってみることで、語彙を身につけたり、英語で考える癖をつけます。
そうすることで、本番でも思わぬカタチで口から英語が出てくるようになるでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は
英検準1級の2次試験で合格点をとる方法
英検準1級の2次試験は内容は確かに難しですが、採点基準はそこまで高くありません。
まずは止まらないように気を付けてください。
あとは出来るだけ簡単な英語で、労力を使わないテクニックを駆使すれば必ず合格できます。
ただし、1点注意してください。
今回のようなテクニックを駆使すれば英検準1級の2次試験は合格できます。
まだまだ英語の道は続きます。
資格を取って終わりではなく、その先の英語力向上を目指して、引き続き英語学習に励んでください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。