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2024年度の英検からライティングが新形式になり、英検準2級では従来の意見論述に加え「Eメール」の問題が追加されました。
今まで取り組んだことがないし、対策の仕様がないニャン
今回は英検1級&TOEIC960の元英語教員じぃ~じが英検準2級のライティング、Eメール問題で合格点がとれる書き方のコツを教えます。
英検のホームページに掲載されているEメール問題の例をもとに解説します。
設問条件
まずは設問条件を確認します。
・あなたは、外国人の知り合い(Alex)から、Eメールで質問を受け取りました。この質問にわかりやすく答える返信メールを【 】に英文で書きなさい。
・あなたが書く返信メールの中で、AlexのEメール文中の下線部について、あなたがより理解を深めるために、下線部の特徴を問う具体的な質問を2つしなさい。
・あなたが書く返信メールの中で【 】に書く英文の語数の目安は40語~50語です。
・解答欄の外に書かれたものは採点されません。
・解答がAlexのEメールに対応していないと判断された場合は0点として採点されることがあります。AlexのEメールの内容をよく読んでから答えて下さい。
・【 】の下のBest wishes,の後にあなたの名前を書く必要はありません。
このような指示が問題用紙に書かれています(【 】は本文では空欄の□になっています)。
全文を確認
つづいて全文を読んでみます。
英検準2級のEメール問題のサンプル文をそのまま掲載します。
解説をしやすくするために和訳をつけてみます。(じぃ~じオリジナルです)
それでは実際に英検準2級のライティング、Eメール問題を解くときのコツを解説します。
問題の条件を満たす
英検準2級のライティング、Eメール問題は問題に明確な条件があります。
その条件を確実に満たすことで得点をとっていきます。
Eメールの質問に答える
まずは
Eメールの質問に答える
ことは絶対にしなければなりません。これをしないと得点につながりません。
本文の内容ですと最後に
Do you think robot pets will improve in the future.
将来的にはロボットのペットも改良されると思う?
とあります。この質問に答える必要があります。
下線部について詳しくたずねる
もう1つの条件に
Eメール文中の下線部について、あなたがより理解を深めるために、下線部の特徴を問う具体的な質問を2つしなさい
とあります。この条件も満たす必要があります。
今回は
a robot pet
ロボットのペット
に下線が引かれていますので、これについてより詳しいことがわかるような質問を2つ考えて書きます。
40語~50語で書く
3つ目の条件に
英文の語数の目安は40語~50語です
とありますので、前述の条件を満たしながら、指定された語数で書ききる必要があります。
型を決める
英検準2級のライティング、Eメール問題ようにパターンが決まっているものは時間短縮のためにも英作文をする時の型を決めておくことが大事です。
今回のような要約問題で型をつくる時に大事になるテクニックを紹介します。
書き始め
まずは相手がEメールで知らせてきた内容に対してリアクションをするのがよいです。
その際は
I was surprised that S V
SがVしたと聞いて驚いた
が汎用性が高い表現です。
surprisedの部分は
happy, glad, excited
に置き換えても大丈夫です。例題についてであれば
I was surprised that you got a robot pet.
君がロボットのペットを手に入れたと聞いて驚いたよ
で良いです。
2つの質問はテッパンの疑問詞で
次に条件の1つである「下線部に関して理解を深める質問をする」場合ですが、ここは次の疑問詞を使った疑問文が便利です。
How much(いくら)
How big(どれくらいの大きさ)
What kind of (どんな種類の)
問題はa robot petについて質問をしますので
How much is it?
それはいくらですか
How big is it?
それはどれくらいの大きさですか
What kind of dog is it?
どんあ種類の犬ですか
のように使いやすいものを選べばよいです。
質問にはシンプルに答える
質問に答えることも条件になっています。今回の質問は
Do you think robot pet will improve in the future?
ロボットのペットは将来改良されると思いますか
なのでここは中高生らしく
I think robot pets will improve in the future, because…
ロボットペットは将来改良されると思うよ、なぜなら…
と質問を繰り返しつつbecauseでつなくシンプルなカタチでよいです。
逆にbecauseの後ろは繰り返しをしないように気をつけましょう。
解答サンプル
以上をふまえて、英検準2級のライティング、Eメール問題の解答サンプルをご確認ください。
じぃ~じオリジナルで中高生にもわかりやすい表現にしてあります。
英文全文と和訳全文をそれぞれ載せておきます。
まとめ 対策には旺文社の問題集がおススメ
いかがでしたか。今回の英検準2級のライティング、Eメール問題の書き方のコツをまとめると次のようになります。
質問に答える
下線部について詳しく尋ねる
書き出しからの型を決めておく
英検準2級のライティング、Eメール問題は2024年度からはじまった新しい内容です。不安もあると思いますがしっかり準備することで合格点をとることができます。
新形式のライティングが練習できる旺文社の問題集はおススメです。今回紹介した書き方のコツやテクニックを駆使して是非、英検準2級のライティング、Eメール問題で合格点をとってください。
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また、意見論述問題は従来と出題形式が変わりません。
合わせてこちらの記事も参考にしてみて下さい。
英検準2級のライティング、Eメール問題への不安がなくなったニャン
最後までお読みくださり、ありがとうございました