【英検準2級・2級】英検2次試験対策!本番までにやるべき5つのこと

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じぃ~じ
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みなさんこんにちは、じぃ~じです。今回は英検2級または準2級の2次試験に向けていつ何をするべきかを、説明します。

英検の1次試験が終わり、結果がわかるのは約2週間後です。

2次試験の結果がわかってから、2次試験の本番までは2~3週間後。

結果がわかってから2次試験の練習を始めるのではなく、1次試験が終わった段階ですぐに2次試験の練習を始めた方が余裕を持って対策が出来ることは明らかです。

ただ、約3週間から1か月の間、一体何をどのようにすればいいのかわからないと思います

今回は英検準2級と2級の2次試験に向けた対策として本番までにやるべ4つのことを説明します。

心の準備

まずは心の準備、言い換えれば覚悟を決めましょう。

1次試験が終わって、全力を使い果たし、2次試験対策をするモチベーションがわかない気持ちはとても分かります。

しかし、1次試験の結果が出るまでの2週間、全く練習をしないとゼロからのスタートになってしまいます。

そこから慌てて対策を始めても、英語の感覚が失われてしまっている状態からになり、下手をすると本番までに十分な練習が出来ず、準備が間に合わない恐れもあります。

1次試験を受ける段階で2次試験ありきのものとして、すぐに動き出せるように心の準備をしておきましょう。

2次試験までにやるべきこと

英検は2次試験ありきという心の準備

それでは具体的に何をするべきかをお伝えします。

文章の音読

英検準2級や2級の2次試験ではパッセージ(文章)を音読する項目があります。

量は多くないのですが、内容はある程度かしこまった文章で書かかれた、現代社会を話題にした説明文です。

ですから、普段からそれに近い文章を音読しておくととても有利です。

また、当たり前ですがスピーキングのテストですので、普段から英語を話す、口に出す練習をして、感覚を養ったり、口が回るようにトレーニングをしておく必要がありあす。

以上の理由から、英検準2級や2級の2次試験の前には徹底的に音読トレーニングをすると効果的です。

ここでは音読トレーニングに際して、注意点とおすすめ教材を紹介します。

注意点

英検の2次試験対策として音読トレーニングをする場合の注意点は全部で4つあります。

難しすぎない文章

まず、辞書なしでもある程度意味が取れて、スラスラ読める文章を選ぶようにしてください。

1つの文に意味の分からない単語がたくさん入っていて、意味を調べに時間がかかってしまうような教材は音読トレーニングとしてはおススメできません。

読みながら8割くらいの内容は頭に入ってくるレベルのものを選びましょう。

音声付きの教材

次に、出来るだけ音声付きの教材を選びましょう。自分だけで音読していると合っているの間違っているのかわかりません。

間違った発音で練習しても逆効果です。

1度黙読をしてから、音声を聞き、発音を理解した上で音読トレーニングを開始しましょう。

日本語訳のある教材

そして、日本語訳のある教材を使うようにしましょう。

わからない単語がほとんどなく、スラスラ読めるとしても、肝心なところで意味がとれないということはよくあります。

意味がわからないまま音読トレーニングをすることにはあまり意味がありません。

必ず日本語訳がついている教材を選びましょう。

意味を理解しながら

そして、実際に音読をする時も意味を理解しながら読むということに努めましょう。

意味を理解しながら読むということは、文法や構文を理解しながら読むということと同義です。

意味を理解せずに音読するということは、ただ文字を音にしているだけです。

意味の区切りもわからず、抑揚もつけられません。

また、音読で得られるはずの成果を得ることが出来ません。

音読する時は必ず意味を理解しながら音読するようにしましょう。

音読トレーニングの注意点

①難しすぎない文章を読む

②音声付きの教材を選ぶ

③日本語訳のある教材を選ぶ

④意味を理解しながら読む

おすすめ教材

以上の注意点を考えると、

おススメの教材はありますか

という声が聞こえてきそうなので、私が推奨する音読教材を紹介します。

文で覚える単熟語

英検の過去問などから編集された文章で構成されています。

2次試験対策として活用する場合には

準2級を受験→3級のもの

2級を受験→準2級のもの

というように級を1つ落としてトレーニングすると良いと思います。

もちろん読んでいて難しすぎないと感じたら、受験級と同じものでも大丈夫です。

読んで覚える英単語【標準編】

こちらはおもに大学入試用の教材です。

対象は高校1年生から2年生なので英検準2級から2級の受験者が音読トレーニングをするのにはうってつけです。

文章の長さ(短さ)といい、トピックといい英検受験者にぴったりの教材です。

書籍を購入した人には桐原書店のHPから音声をダウンロードできますので、非常に優れた教材です。

過去問のリスニングパート

過去問を使って音読練習をすることも出来ますが、その際はリスニングパートを活用することをお勧めします。

リスニングは読解問題と比べて語彙が易しいのでじっくり読む必要がある読解問題と比べてスラスラ読めると思います。

購入した過去問であれば和訳もついていますし、リスニングパートであれば音声もついていて、これもちょうど良い教材ですね。

学校の教科書

高校生であれば学校の教科書を音読教材として活用することをお勧めします。

すでに学習済みの内容を音読することでより理解も深まると思います。

ここでの目的は英語を口から出す、感覚を養う、口が回るようにすることですので、その目的は十分満たせるはずです。

基本例文集の音読

ここで言う基本例文集といのは

I am going to buy a guitar.

I want to drink something cold.

のように単元別の文法を意識した短い文がまとまったものです。

これは英検準2級や2級の2次試験の質疑応答の時に威力を発揮します。

質疑応答では短い文で確実に答えていく作戦が有効です。

そもそも緊張もしているので、長い文で答えることは難しいと思います。

このような瞬発的な短い文は文章の音読とは少し違うので、英検準2級、2級の受験者は文章の音読とは別に練習したほうがいいと思います。

注意点

ここでも先ほどの文章音読と同様

基本例文集を音読する時の注意点

①難しすぎる文を選ばない

②音声付きの教材

③日本語訳がある教材

④意味を理解しながら

ということに気をつけて下さい。

また、今回はさらに

基本例文集を音読する時の注意点

文法を意識しながら

ということも気をつけておくとなお効果的です。

おすすめ教材

今回も

おススメの教材はありますか

という声が聞こえてくるので、いくつか紹介します。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

とても有名な教材なのでご存じの方も多いと思います。

文法別に10個の例文がついており、CDの音声と日本語訳もついておりとても優れた教材です。

総合英語 Evergreenの暗唱例文集

こちらは高校生向けの総合文法書ですが暗唱例文集がついています。

その暗唱例文集は基本例文集の役割を十分に担います。

ただし音声がついていないのと、例文が若干難しいのが弱点です

新中学問題集 英語3年

塾や学校で使われることが多いのがこの

新中学問題集

です。

文法の問題集ですが、巻末に基本例文集がついています。

残念ながら音声がついていませんが、レベル感が英検準2級・2級の2次試験にぴったりです。

英検2次試験のわざわざ買う必要もないと思いますが、中学の文法をやり直したい人にもお勧めです。

面接練習

最後に何と言っても面接練習をすることです。

中学生や高校生なら学校や塾の先生にお願いしましょう。

それが難しい場合は別の誰かに頼むか、自分で面接を想定した練習をすることになります。

自分だけでやるとどうしても甘えが出てしまって、厳密に練習することが出来ないと感じる場合は誰かに頼んだ方が良いと思います。

もちろんじぃ~じの英語道場の生徒さんは1次試験終了後に速やかに2次試験の対策に移行し、面接練習も最低8回は行います。

注意点

それでは面接練習の注意点を説明します。

十分な練習回数を確保する

まず、

英検の2次試験は十分練習して臨むもの

という意識を持つことです。

過去問を見た

2回練習した

では本番に上手くいきません。

徹底的に準備して120%の自信をもって臨みましょう。

フィードバックと振り返りを必ずする

2次試験の練習をやっただけにしてしまうと効果がありません。

どうやったら答えを見つけられたか

言いたいことを表現するためにはどうすれば良かったか

を必ず振り返りましょう。

練習相手がいる場合はその人に、1人でやる場合は必ず解答・解説を丁寧に読んで、自分なりの模範解答も作るようにしましょう

おすすめ教材

それではおススメの教材を紹介します。

過去問

やはり何と言っても過去問です。

旺文社の過去6回分全問題集であれば1回につき2種類の2次試験問題が掲載されています。

合計で12回分の面接練習が可能です。

まずは手元にある過去問を隅々までやりつくすというのが何より大事です

英検2次試験完全予想問題

過去問を隅々までやりつくして、なおかつまだ練習が足りない、もっとやりたいと感じる場合は、追加としてこちらの完全予想問題にチャレンジしてみて下さい。

練習量が増えればその分合格のチャンスもぐっと近づきます。

何でも英語で言ってみる

この他にほんのスキマ時間に出来ることとして

何でも英語で言ってみる

いわゆる

独り言トレーニング

もかなり有効です。

例えば英検準2級では現在進行形でイラストを描写する問題があります。

目の前に起きている出来事を現在進行形で言ってみても練習になります。

現在進行形で独り言

A woman is reading a comic book.

女性がマンガを読んでいる。

A girl is looking out of the window.

女の子が窓の外を見ている

まとめ

いかがでしたか。

今回は英検準2級や2級の2次試験対策として本番までにやるべき4つのことを説明しました。

この記事を読んで

よし頑張ろう

と思ったその瞬間からスタートです。

早速手元にある教材の音読から始めてみて下さい

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

じぃ~じ
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アメブロでは英単語クイズやとっさの一言に加え、猫や料理の記事、日常で感じたことを赤裸々につぶやいています。人生に疲れた時に、じぃ~じの背中に癒されに来てください。

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