英語の教師にとっての最初の壁が
授業を面白くするためにはどうしたらよいか
とうことです。
英語は今ブームだし生徒も積極的に参加するでしょう
という思込みは大間違い。
今までのような授業では生徒は寝るか聞いていないかです。
ここでは英語の授業を面白くするために教師がするべき4つのことを伝えます。
生徒に活動させる
授業がつまらないのはズバリ
講義型の授業だから
です。
講義型の授業だからつまらないのです。
とはいえ、講義型で教えないと知識が身につかない
数年前にアクティブラーニングという言葉が流行しました。
それはラーニングピラミッドの理論に基づいています。
ラーニングピラミッドは学習方法と学習の定着度の関係を表した図です。
これによると講義による学習の定着度はたった5%なのです。
どんなに講義を受けても実際に定着するのはわずか5%なのです
なんてことだ・・・
これではいくら講義を受けても身につかないのね・・・
ですから、先生が頑張って教えるのではなく、生徒が自ら活動する
言い換えると
生徒が活動の中で学べる
そんな活動を考えるのが先生のお仕事です
生徒を動かす
面白い授業をするためには教室のなかで生徒をどんどん動かしていきましょう
講義型の授業とも関連しますが、面白くない授業の95%は
生徒が座って授業を受けている
授業です
授業なんだから座って受けるのは当たり前でしょ?
そもそもその考え方をしているあなただから授業がつまらないのでは?
教師は授業は座って受けるべきだ
とう常識をそろそろ捨てたほうがよいでしょう
そもそも論、アクティブラーニングをやろうとしたら座ったままで授業を行うのは不可能です
生徒に動きがあれば退屈しないわね
とはいえ、慣れていない先生や生徒がいきなりグループワークをしようとしても戸惑いがあるでしょう
まず取り掛かりとしては
立ち上がって音読させる
というステップからやってみてください
生徒同士が問題を出し合う
面白い授業にするためには、講義型の授業にしないということがわかりました。
どんな活動をすればよいのか、もう少し具体的に教えてほしい
手っ取り早くて生徒にも評判が良いのは問題の出し合いっこをさせることよ
この記事を読んでいる先生たちの学校でも
英単語ターゲット
などの単語暗記用の教材を使っていることでしょう
例えば、生徒にペアを組ませ限られた時間内で問題の出し合いっこをさせます
頼る、~次第である
reduce
など、
日本語→英語でも英語→日本語でも
どちらでも対応可能です。
実際に私も授業でやらせますが、取り組み状況も良いです。
簡単に出来る、お勧めの活動です。
複数の項目を入れる
面白い授業をするためには、最低2つ以上の項目を取り入れることです。
英語だったらリーディングとリスニングとか
単語と文法と音読とリーディングとか
面白くない授業の特徴は
ず~っとリーディング
ず~っと文法の講義
であることがほとんどです。
先生として気持ちはわかりますが、そんなあなたの授業はとてもつまらないでしょう。
おススメは
3~4つの活動をそれぞれ10~15分くらいでやる
です
単語10分、音読10分、リスニング15分、リーディング15分っていう具合かな
確かにそうすれば生徒も授業にあきないわね
この手法は生徒が授業に飽きないだけでなく、集中力を保つのにもとても役に立ちます
1つの活動時間が短くコロコロ変化するので、先生側もあっという間に時間が過ぎる感覚ですね
先生にしてみても良い手法なんだね
まさにwin-winの関係になれる手法なのね
いままで複数の項目を入れるという発想がなかった先生たちは是非導入してみてください
まとめ
いかがでしたか
授業を面白くするために教師がすべき4つのことをまとめると以下のようになります
- 生徒に活動させる
- 生徒を動かす
- 生徒同士に問題を出させる
- 複数の項目を入れる
英語の授業を面白くするためのヒントになりましたでしょうか
授業が面白くないのではと悩んでいる先生たち
早速、明日からでも試してみてはいかがでしょうか