みなさんこんにちは、じぃ~じです。本日も英文法について解説していきます。
感情をを表す受動態とing形の区別がわからないニャン
I was surprised.
私は驚きました
のように英語の受動態は感情を表すことができます。一方
He is surprising.
のようにing形を使うことも実は可能です。今回は感情を表す受動態とing形との違いを解説します。
感情を表す受動態とは
英語では、感情や心理状態を表す動詞多くは「誰か(=目的語)をある心理状態にさせる」という意味の他動詞です。
感情を表すときに受動態を用いるのはそのため。例えばexciteという単語をとってももともとの意味は次に通りです。
さらに、能動態を受動態にする時は
目的語を主語にする
動詞をbe動詞+過去分詞形にする
という公式に基づいてなおします。そうすることで次のような感情を表す受動態が完成します。
前置詞がbyでなくなる
感情を表す受動態の注意点として前置詞がbyでなくなることがほとんどな点です。
主な感情を表す受動態と前置詞の組み合わせは次の通りです。
be surprised at…
(…に驚く)
be interested in…
(…に興味がある)
be shocked at/about…
(…にショックを受ける)
be excited at/about…
(…に興奮する)
be satisfied with/at/about…
(…に満足する)
be disappointed at/about/in….
(…に失望する)
be confused with/at/about…
(…に困惑する)
be amused at…
(…を楽しむ)
be scared of…
(…を恐れる)
be worried about…
(…を心配する)
be delighted with…
(…を喜ぶ)
be ashamed of…
(…を恥じる)
be annoyed at/about…
(…にいらいらする)
be amazed at…
(…に驚く)
be astonished at
(…に驚く)
ing形を使う場合
ここまで感情を表す受動態について解説してきました。それではexcitingやsurpirsingのように受動態(過去分詞形)にもing形にもなる動詞はどのように使い分けるのでしょうか。
それは
主語が「…させるもの」ならing形
主語が「…させられた」なら受動態(過去分詞形)
となります。
先ほどの「試合に興奮した」の場合はexcitingとexcitedの違いは主語が「興奮させるもの=試合」であればexciting、主語が「興奮させられた=わたし」であればexcitedとなります。
人だから受動態は間違い
よくある間違いが
(×)主語が人のときは受動態(過去分詞形)
というものです。なぜなら人に対して
「やばい」
「うざい」
というときはing形になるからです。
Netflixドラマ「エミリー、パリへ行く」では、エミリー初めて会ったときの印象についてアルフィーがが次のように答えます。
I thought she was a little annoying at first.
最初は少しうざかった
人が主語でもing形を使うということが確認できました。
受動態とing形、使い方一覧
感情を表す受動態とing形の使い方の一覧を掲載します。
迷ったときに参考にしてもらえると嬉しいです。
まとめ
今回は感情を表す受動態とing形との違いについて解説しました。
受動態はカタチで考えるとよい
感情を表す受動態は前置詞とセットで考える
主語が「させるもの」ならing形
主語が「させられる」なら受動態(過去分詞形)
人が主語ならing形は間違い
感情を表す受動態とing形の違いについては実際の文法問題をもとに、次の記事でも解説しています。
是非、参考にしてみて下さい。
感情を表す受動態とing形の違いが分かったニャン
最後までお読みくださりありがとうございました