みなさんこんにちは、じぃ~じです。
このブログでは英語学習のポイントや英語のネタ、習慣化に関する記事を掲載しています。
そのアクセス数のうち
関係代名詞
に関する記事が意外とアクセス数が伸びます。
英語学習者の皆さんが関係代名詞の理解に苦しんでいる証拠だと思います。
そこで今回から、その関係代名詞を1から理解できるように解説を分散&スライドをふんだんに使ったシリーズをお届けします。
今回はその第1弾
です。
今回の目標は
ことです。
関係代名詞の働き
関係代名詞の働きは
の役割です。
これだけでは意味がチンプンカンプンだと思いますので、もっとわかりやすく解説をしていきたいと思います。
次のスライドで示すキーワードも頭の片隅に少し入れておいてください。
修飾する=「どんな〇〇」
英語の文法を学習していると
「修飾する」
という言葉が多く登場します。
この「修飾する」という言葉の意味をまずは、しっかり理解しましょう。
修飾する
というのは
説明する
もっと砕けて言うと
と説明することです。
少年
を
背の高い少年
にした時の
「背の高い」
という部分が少年を「修飾している」部分と言えます。
この時のポイントは
日本語→前から
英語→1語で表せるものは前から
ということです。
tall, small, happy, beautifulなど英語1語で名詞を修飾するときは
a tall boy
a small cat
a happy man
a beautiful flower
のように名詞の前につきます。
後ろから修飾する
日本語では名詞を修飾する際は常に前からです。
一方、英語の場合、複数の語句で名詞を修飾する場合はその名詞の後ろからくっつけることになります。
つまり
「どんな」の部分が長くなると英語では後ろからくっつける
ということです。
基本的にこのカタチは「分詞の形容詞的用法」を理解しておけば大丈夫です。
上記のスライドのように名詞が後ろから修飾されていると考えて次の文の意味を考えてみて下さい。
①②は修飾された単語、③④はそれらを用いた文です。
正解は
いかがでしたか。
名詞を後ろから修飾する感覚をつかめたでしょうか。
関係代名詞は接着剤
前のチャプターで分詞の形容詞的用法を例に名詞を後ろから修飾するという感覚を掴む練習をしました。
改めて今回の目標は
ということです。
ですから、次は実際に関係代名詞を用いた文で
名詞を後ろから文で修飾する時の接着剤
という感覚を掴んでいきましょう。
なお、関係代名詞には次の種類があります。
今回はどの関係代名詞を使うかという問題ではなく、あくまで文の意味をとる問題です。
参考程度にとどめておいてください。
実際に意味をとってみよう
それでは、次の文の意味をとってみましょう。
文の最後の名詞を修飾する
まずは文の最後にある名詞を修飾するパターンです。
これはとても平易です。
それぞれ日本語は
いかがでしたか。
まずは関係代名詞を用いて名詞を修飾する感覚をつかめてきたでしょうか。
文法用語の解説
ここで文法用語の解説です。
文法書や参考書では文法用語で解説されます。
文法用語がわからないと自力で理解していくことが難しくなってしまいます。
関係代名詞については以下の文法用語を必ず理解しておきましょう。
先行詞
→関係代名詞によって修飾される名詞
関係代名詞節
→関係代名詞から始まるひとカタマリの文
関係代名詞
→今学習しているwho, whichなど
挿入型の文
続いて、少し難しい挿入型です。
こちらの日本語訳は以下の通りです。
いかがでしたか。
特に初心者にとって難しいのは挿入型だと思います。
解釈は出来ていたでしょうか。
挿入型のポイントは関係代名詞の始まりから2個目の動詞の前までが関係代名詞節であるということです。
⑦の解説スライドです。
⑨の解説スライドです。
関係代名詞はまずは解釈から
いかがでしたか。
今回は英語学習の初心者の皆さんにとって関係代名詞は最初の難関です。
まずは関係代名詞の文の意味が分かるように練習を積むと抵抗がなくなります。
焦らずに1つ1つクリアしていきましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。