substituteは英検準1級の合格を目指す人にとっては必須単語。丸暗記ではなく、語源や他の単語、日常での登場場面を関連させて覚えると覚えやすいです。
substituteを覚える時のポイントは
意味は「代用する」「代用品」
発音は「サブスティテュート」
構成はsub「下に」+stitute「立つ」
英検準1級の単語問題に出題歴あり
今回は英検1級&TOEIC960で元英語教員のじぃ~じがsubstituteの覚え方を解説します。実際に英検準1級の問題での出題例も紹介しつつ、語源の解説や関連性の高い単語も紹介します。
意味は「代用する」
substituteは動詞で
代わりに…を使う
代用する
(選手)を交代させる
という意味になります。使い方の例は次のようになります。
You can substitute milk for cream.
クリームの代わりに牛乳を使っても結構です
名詞では
代わりのもの
代用品
補欠
という意味になります。使い方は次のようになります。
There is no substitute for hard work.
一生懸命働くことに代わる方法はない
動詞も名詞も「代わり」というイメージだね
発音は「サブスティテュート」
substituteの発音は
「サブスティテュート」
となり最初の「サ」の音が強くなります。
substitute
発音はカタカナでも音声でも好きな方で覚えるニャン
sub「下に」+stitute「立つ」
substituteは次のように成り立っている単語です
substitute
sub「下に」+stitute「立つ」
→(誰かの下で(後ろで)立って待っている)
→「代わりのもの」「代わりに使う」
サッカー中継などをみると控えの選手の紹介でsubstituteという表示が出ます。下や後ろで出番を待って立っている選手と想像すると覚えやすいです。
控えの選手を「サブのメンバー」と言ったりするね
「下に」を表す接頭辞sub
substituteに関してさらに知識を広げるために接頭辞subがつく単語を紹介します。
接頭辞sub:「下に」を表す
接頭辞subがつく単語は以下のようにたくさんあります。
subway
sub「下に」+way「道」
→「地下鉄」
subtitle
sub「下に」+title「題」
→(スクリーンの下に)
→「字幕」
suburb
sub「下に」+urb「都市」
→「郊外」
sublease
sub「下に」+lease「貸す」
→「又貸し」
※不動産のサブリース契約はこの単語
subは「下」を覚えておく単語数が増えるニャン
「立つ」を表す語根stitute
stituteは「立つ」という意味を持つ語根です。stinとう語根も同様の意味を持ちます。substituteについて理解をさらに深めて覚えやすくするために語根stituteが使われている単語を紹介します。
institute
in「上に」+stitute「立つ」
→「設立する」
constitute
con「共に」+stitute「立つ」
→(一緒に立ってカタチをつくる)
→「構成する」
constitution「憲法」
superstition
super「上に」+stitute「立つ」+ion「名詞」
→(…の上に恐れて立ち尽くすこと)
→「迷信」
destined
de「下に」+stin「立つ」+ed「形容詞」
→(神の下に立っている)
→「…する運命にある」
destiny「運命」
destination「目的地」
stituteを知ってると難しい単語も覚えられるよ
英検準1級の単語問題に出題歴あり
2019年度第2回の英検準1級の単語問題では次のようなカタチで出題されています。
These days, low-fat milk is popular, but some people will only drink regular milk. They say the low-fat version is no _____ for the real thing
1 : denial
2 : grin
3 : substitute
4 : tremor
正解はもちろん3 : substitueです。英文の和訳は次のようになります。
3 : substitute
最近、低脂肪牛乳が人気だが、通常の牛乳しか飲まない人もいる。彼らが言うには低脂肪牛乳は本物の代わりにはならないとのことだ。
「…の代わりはない」という意味で
There is no substitution for…
…の代わりはない
は汎用性が高い表現なので覚えておくと便利です。
There is no substitute for…はライティングやスピーキングでも役立つニャン
まとめ
今回はsubstituteの覚え方を解説しました。
動詞で「…を代わりに使う」
名詞で「代用品」「控えの選手」
発音は「サブスティテュート」
sub「下に」+stitute「立つ」で「後ろで立って待っている」
今回の単語の覚え方で語源で英単語を覚えることに興味がわいた方は是非、こちらもご購入いただくと楽しいです。じぃ~じも愛用しています。
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別の記事でも英検準1級に出題歴のある単語の覚え方を紹介していますので、よろしければのぞいてみて下さい。
最後までお読みくださりありがとうございました。